正しい瞑想は、左脳と右脳が上手くリンクして、目的・目標に向かっている情態。しかしほとんどの人が成就出来ない。ほとんどの人は、左脳を使って考えることは出来る。たとえば呼吸法。何秒間吸って、止めて吐くという。言葉の世界で練習するが、右脳で否定する心が強い場合は、いくら本を読んで完璧に覚えたつもりでも、目的とは関係ない。その人が右脳の働きを知らないままでいると、一生その次元で止まったままである。心情的な世界、イメージの世界、喜びの世界が伴わないと、絶対に成就しない。わかったつもりでいる。そこで工夫が必要となってくる。
禅の世界では「考えるな」と教える。知的と情的の2つの心が満たされないと満足しない。知的な要素と情的な要素がうまく目的をつかまえて進歩、成長(霊的成長)を通して悟り、心身一助をし、目的(ゴール)に達する。
それではいかにして右脳を引っ張ってくるか? 禅の世界では絶対に左脳で解決できない問題を弟子に出す。いくら考えても考えてもわからない。何日も寝ないで考えて出した答えが違ったら蹴飛ばされる。そして頭がボーっとした時にパッとひらめく。そこで出た答えが正解。
いきなりグーを出して「この音は何か?」と聞かれても解らない。一日何十時間も瞑想したりしてついにイメージがポッと出てきたら、右脳が動き始めたということ。禅の世界では重要な悟りの契機とする。考えない世界で考える。赤ん坊、幼児の世界で判断、理解する。すべてがトータル。全体的。天才時が何十桁の足し算を一瞬で解決する。いちいちみていない。間脳で捕らえている。6歳児までそれが働いている。
それを「シータ波」という。シータ波を出すには瞑想が必要。但し左脳だけの瞑想では無理。左脳に偏っている人間はシータ波を理解することは出来るが、本人がそこに来ることが出来るのかが問題。そのためには正しい瞑想を会得しなければならない。女性は右脳が働きやすい。情的。男性は知的なため右脳が働きにくい。女性を導いたり責任があるため。しかしある目的のためにはそういう男女が協力しないといけない。
何ヶ月前からは右脳を啓発するためには「光」が良いといわれている。右脳と光は密接な関係がある。一番簡単なのは太陽視といわれている。物理的な光。右脳を太陽光で刺激すると光と同時にイメージがわきやすくなる。直観力が出てくる。
右脳はホルモン系、左脳は神経伝達物質。ホルモンの分泌を促す行為、考え方が重要。ホルモンは愛、喜び、感動、感激、感謝という情的な世界に反応し、分泌される。
脳の働きは神経を伝達する物質が出て、脳の働きが良いとか悪いとか。右脳はそうではなく、感じる世界で発育、発達、成長する。これを大人がどうやって促すか? 知らず知らずにやっている。賭け事をしてワクワクしたり。普段左脳ばかりで行き詰る世界を開放するために。あるいは麻薬、酒等。閉塞された社会から開放させるために。
温泉につかったりマッサージしたりして「気持ちいい」という感覚が右脳の世界。病気は左脳が作り出した物。それを右脳で治す。「気持ちいい」というのは東洋医術の世界。これをもっと開拓していく必要がある。
ガンを消す方法を考えると、心理学的な方法、サイモントン療法 ガンを攻撃して食べてしまうという両方があるが、22%の治癒率。左脳の世界では「取り除く」事しか出来なくて、イメージ療法を卑下する。
イメージを上手くすれば(感動、感激、感謝、喚起)の世界を自分で作ることが出来れば無敵のホルモンが分泌され、細胞を活性化させることが出来る。免疫力を上げてくれる。
いかにイkメー時を上手に喚起でき、喜びとつなげることが出来るか。
一番強いイメージが「愛」「喜」。それをあくまで否定するか、あるいは開発するか?